SustainableProject

FAN LABの圃場で夏野菜の栽培が開始

八ヶ岳は標高が高く気温が低いため、平地での農作業と比べると1カ月ほど遅れて作業が開始されます。

特に今年の3月は寒い日が多く雪がよく降ったのに対し、4月以降は気温が高い日が続きました。この時期にハウス内で育苗をしているのですが、今年は春の気温が高かったせいか育苗が難しい点もありました。

夏野菜の生育状況(A圃場)

A圃場では、昨冬育てた越冬人参を収穫後、夏野菜を現在定植しています。

トマト、ナス、ピーマン、ズッキーニ、バターナッツかぼちゃ、マイクロキュウリ、じゃがいも、サツマイモなど様々な野菜を定植しています。

トマトは芽かきと誘引がとても大事で、芽かきをした後のトマトの生育は勢いがあります。

6月中旬の時点で既にトマトの実がついていますので、7月くらいから収穫が可能です。

マイクロキュウリなどは種が小さいので育苗に苦労しましたが、何とか発芽させたマイクロキュウリを定植しています。まだ苗が小さいですが、これから夏にかけて勢いよく成長していくことを期待しています。

定植後は野菜類も順調に育っています。今年も子供達へのサスティナブル教育の収穫体験などでこの圃場が使われる予定です。

とうもろこしの生育状況(B圃場)

B圃場では今年もとうもろこしを育てています。

収穫時期をずらすために、時期をずらして定植しています。

昨年はちょうど食べ頃だった頃に、ハクビシンなどの野生の動物に食べられてしまうという被害がありました。

人にとっても美味しいとうもろこしですが、それは動物たちにとっても同じなので、熟す前に圃場の周りを厚めのネットを張るなどの獣害対策が必要になります。

果樹の状況(C圃場)

果樹栽培をしていC圃場では、3月に木々を伐採し、圃場の拡張を行いました。そして拡張した部分に果樹の苗木を植えています。

昨年植えた桃や林檎などの苗木も順調に育っています。

果樹は実をつけるまで数年かかりますので、今は苗木を大切に育てています。

(記事番号:1-1-18)

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(前記事)八ケ岳エリアにおける環境に配慮した循環型社会実現と地方創生の取り組みに関する連携協定締結を締結

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