SustainableProject

「川崎市八ヶ岳少年自然の家」で子どもたちへのサスティナブル教育プログラムを検討

富士見町にある「川崎市八ヶ岳少年自然の家」は、八ヶ岳南麓の自然豊かな場所に位置し、野外体験活動を通して子供たちの豊かな心を育むことを目的として作られた施設です。「富士見パノラマリゾート」が指定管理としてこの施設を管理しており、年間を通して川崎市の小学生、中学生が林間学校などで利用しています。

森の落ち葉を使ったサスティナブル堆肥のテスト製造

現在、富士見パノラマリゾートとして推進している堆肥を軸としたサスティナブルプロジェクトを、この川崎市の施設でも子供達への教育の一環としてプログラム化することが検討されています。今回、プログラム化への第一歩として、施設のスタッフが自ら落ち葉を収集し堆肥をつくる、堆肥のテスト製造が行われました。

施設内の森の中に、子供たちが落ち葉堆肥作りを体験できる足踏み温床が作られました。今回はこの足踏み温床を使って、施設内の落ち葉を収集し、米ぬか、水、生分解性素材のプラスチックで作られた紙コップを粉砕して混ぜ、足で踏み、落ち葉堆肥を作っていきます。

今後の教育プログラム作成に向けて

所長をはじめ、施設のスタッフ一同でまずはこれらの作業を自分たちで実践して、子供達への教育プログラムとして落とし込んでいくための検討を今後していきます。 森を整備することの大切さ、森の資源がどのように土になっていくのか、自分たちが食べた食品残渣や使用したプラスチック容器などがどのように資源として循環していくのか。そしてその土からどのように野菜が作られていくのか、子供たちがここに滞在する短い間でどれだけのことが体験として学ぶことが出来るか、今後のプロブラム化に期待です。

(記事番号:1-2-7 2023.7.20)

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