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HANAVEGE

完熟野菜の色と味をそのまま閉じ込めたサスティナブル野菜で作る乾燥野菜

八ヶ岳の山林から出る落ち葉と米ぬかなどを使って堆肥を作り、その堆肥を使って野菜を育てる「サスティナブル農業」。こうして大切に育てられた野菜は、味が濃く、野菜の旨味が凝縮されていて、見た目も艶々で美しいのが特徴です。野菜は採れたてが美味しいのは言うまでもありませんが、現地に住んでいない限り、この採れたて完熟野菜の美味しさを味わうことは難しいですよね。都市部で流通している野菜は、通常は熟す前に収穫をしているため、まだ野菜の苦みや青臭さが残っており、そういう野菜ばかりを食べていると野菜嫌いになるお子様も多々いらっしゃいます。本当の採れたて完熟野菜はまるでフルーツのような甘味があり、瑞々しく、色も鮮やかで艶があります。この感動をどうしたら多くの方に伝えられるだろか、その思いから生まれたのが乾燥野菜「HANAVEGE」です。

HANAVEGEが出来るまで

HANAVEGEは十分に熟して甘味がある野菜を、薄くカットし、乾燥させて作ります。

FAN LABの農園で採れた野菜を、FAN LAB内で加工するため、新鮮な野菜の味がそのまま凝縮されていきます。


▲見るからに美味しそうな採れたて野菜 このままでも十分美味しいです。

▲この野菜を薄くカットしていきます。ミニトマトなのにこんなに薄く。とても根気がいる作業です。

▲カットした野菜をきれいに網の上で並べていきます

▲フードドライヤーに入れ、24時間かけてじっくり乾燥させていきます。

こうして出来上がったHANAVEGEは、ぎゅっと野菜の旨味が凝縮されるため、トマトやトウモロコシなどはちょっと感動レベルの美味しさです。茄子は野菜本来の味がしっかりと出ていて、少量でもその味がしっかりと長く感じられるほどです。キュウリはキュウリ本来の青臭さは多少ありますが、後味に甘味を感じます。その年の天候によっても野菜の味は変わりますが、それこそが何も添加されていない自然な味といえるでしょう。そして何より、この美味しさが常温で半年間持続するのがうれしいところです。

まるでブーケのような美しさ

そして味だけでなく、見た目にも美しいのがHANAVEGEの特徴です。

その名のごとく、まるでお花をちりばめた色鮮やかな野菜がおしゃれにパッケージされているので、贈り物にも最適ですね。

 

この色見を出すために、何度も試行錯誤を繰り返して辿り着いたのが今の加工方法です。

天日干しだと色がくすみ、また家庭用フードドライヤーの出力だときれいな色が出ないなど、いろいろ試して、一番味も色見をしっかりと出すことが出来る方法に辿り着きました。

HANAVEGEは完全に野菜のみしか使っておらず、保存料や調味料なども何も添加していません。おすすめの食べ方は、まずはそのまま何も付けずに野菜本来の味を味わってみてください。そしてスープやパスタにそのまま添えると、彩りも美しく野菜の旨味が出るのでさらに美味しくなります。

ディップにつけて、野菜チップスのようにして召し上がれば、お酒のおつまみにも最適です。

普段、野菜不足を感じている方にも、手軽で保存がきくHANAVEGEはおすすめです。

サスティナブル野菜は、堆肥から手間をかけて作っていますので、出来上がった野菜も無駄なく使い切りたいところです。HANAEGEは規格外という概念そのものがないので、育てた野菜を無駄なく使うことが出来るという点でも、フードロス削減のためにとても有効です。

もともと日本では食べ物を大切にする文化があり、乾燥野菜も多く作られていました。

長期保存がきき、栄養価も高く、廃棄ロスも少なく、調理の手間がかからないなどその利点は多く、まさに先人の知恵が詰まった日本食のひとつだと言えます。「サスティナブル」という言葉を最近よく耳にしますが、これは決して新しいことではなく、昔からこの国では当たり前にやられてきたことであり、「HANAVEGE」はこの先人の知恵を現代風にアレンジしたものと言えると思います。

この「HANAVEGE」は、ハチカッテ(原村店、リゾナーレ八ヶ岳店)、ルミネ、JREモール、JR物産展などで販売しています。

是非一度「HANAVEGE」で完熟野菜の美味しさを味わってみてください。

(記事番号:2-3)

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Sustainable Area Produce (サステナブルエリアプロジェクト) (yatsugatakesustainablelab.jp)

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