2023年度から本格始動する富士見パノラマリゾートのサスティナブルプロジェクト。その前段として2022年度後半は、来年度へ向けての準備期間となります。
今回は、YATSUGATAKE Sustainable Lab(以下、サスティナブルLab)堆肥場を借りて、資源がどのように循環されていくのか、サスティナブル堆肥についての理解を深めていきます。
キックオフミーティング
2022年11月中旬、グリーンシーズンの営業を終えて、12月からのウィンターシーズン営業開始に向けて準備中である富士見パノラマリゾートにて、2023年度から本格始動されるサスティナブルプロジェクトを推進するにあたり、各セクションの責任者を集め、キックオフミーティングが開催されました。
サスティナブルLabの八木橋代表より、社会情勢やこれからの富士見パノラマリゾートの企業価値を高めるための意義などを踏まえて、このプロジェクトの概要やこの活動の必要性が説明されました。
落ち葉収集と堆肥製造
2022年11月末、このプロジェクトの一つの軸となるサスティナブル堆肥を作るための落ち葉収集が行われました。今回収取する落ち葉の目標は10t。総勢30名を超える関係者の方々が参画し、施設内の落ち葉を収集、ビニール袋につめて、軽トラックに乗せて堆肥場まで運ぶという作業を一日がかりで皆で行いました。
収集した落ち葉を富士見パノラマリゾートからサスティナブルLabの堆肥場まで運ぶ必要があるため、従業員の方々に協力いただき、自家用車の軽トラックを持ち込んでいただき、堆肥場まで運びます。今回は片道40分の道のりを軽トラック10台で連なっての大移動となりました。
サスティナブルLabの堆肥場に到着すると、堆肥を作る手順について説明があり、皆で袋詰めした落ち葉を開梱します。そして米ぬかを混ぜ、水をまき、足で落ち葉を踏みつぶしながら攪拌していきます。この作業を1日で2往復しましたが、目標の10tまではなかなか届きませんでしたが、目標の半分くらいまで落ち葉収集は完了。
最後に落ち葉にビニールシートをかけ、発酵を促します。
次回は1月中旬~2月頃、施設内で出る食品残渣と収集した落ち葉を堆肥場へと運搬し、発酵している落ち葉と混ぜていきます。 こうして出来上がった堆肥は、4月以降に自社農園や契約農家の圃場に撒き、作物を育てていきます。
みんなで力を合わせて集めた落ち葉が、今後どういう風に変化をしていくのか、楽しみです。
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