SustainableProject

FAN LAB圃場で夏野菜の栽培と収穫

野菜の生育状況

A圃場

今年は梅雨時期に雨がしっかり降ったことと、夏は記録的な暑さが続き、八ヶ岳でもしっかりと気温が上がったので、夏野菜は順調に育ちました。また野菜に負けないくらい雑草の成長も旺盛だったので、この夏は除草が大変苦労いたしました。

日中は炎天下で作業をするのは危険なので、早朝や夕方の時間を利用して除草作業を行いました。育った野菜たちは、当施設を訪れた子供達の収穫体験で使われたり、乾燥野菜HANAVEGEにして販売しています。

B圃場

全面5000本のとうもろこし畑にしたB圃場は、今年はハクビシンの獣害に悩まされました。野生の動物たちにとっても、とうもろしは甘くて美味しいのでしょうね。ちょうど完熟して美味しくなった食べ頃を見計らって、ハクビシンに食べられてしまいます。そのため、圃場一面に獣害ネットを設置しました。一部ネットが破られて中に入ってとうもろこしが食べられてしまったところはありましたが、獣害ネット設置後、被害は軽減したと思います。

堆肥の状況

昨年12月から熟成させている堆肥が完熟してきたので、9月初めに秋作の種付けをする圃場に堆肥を撒きました。

サスティナブルプロジェクトの進捗状況

社会教育団体「レックスポーツ」の子どもたちがサスティナブル体験

8月初旬、社会教育団体「レックスポーツ」の子どもたち54名とスタッフ16名の方々が当施設を訪れ、サスティナブル堆肥づくり体験と、野菜の収穫体験を行いました。

詳しくは、下記記事を参考にしてください。

川崎市の社会教育団体「レックスポーツ」の子どもたちに体験型サステナブル教育プログラムを提供

三菱ケミカルグループ社 BioPBS™の検証と夏の農業体験

また、同じく8月初旬に当施設のA圃場の一角を専用圃場としている三菱ケミカル株式会社の方々が、BioPBS™の実使用での状況確認と圃場管理のため、1泊2日でYatsugatake Sustainable LABを訪れました。詳しくは下記記事で紹介しています。

三菱ケミカルグループ社 BioPBS™の検証と夏の農作業体験

(記事番号:1-1-14 2023.9.29)

関連記事

(LP)八ヶ岳で実践する地域循環型のサスティナブル農業

(前記事)FAN LAB活動報告(2023年6月)

(次記事)ドイツから北杜市へ 地域おこし協力隊としてサスティナブル農業を通して地域活性化を目指す

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