例年に比べて暖冬とはいえ、底冷えする寒さが続く1月下旬、富士見高校にて環境共生型プロジェクトの商品開発をするためのアイデア出しが行われました。
新たに富士見高校2年生たちが参入
昨年までは富士見高校園芸科の3年生がこのプロジェクトに協力してくれていましたが、3年生もまもなく卒業を迎えるため、今回から2年生の園芸科の学生41名を対象にプロジェクトを進めていきます。
まず最初に、FOOD AGRI NEXT LAB(株)の八木橋代表より、本プロジェクトの趣旨説明が行われました。2年生にとっては初めて聞く内容ばかりですが、先輩の3年生たちが行ってきた活動の内容や、先輩たちがテレビや新聞の取材に答えて、活動の様子が取り上げられたことなどを説明すると、2年生たちもとても真剣に耳を傾けてくれました。
高校生たちが考えた沢山のアイデア
このプロジェクトで出来た堆肥を使って作物を育て、それらを使った商品開発をする場合、どのようなものが良いか高校生たちに考えてもらいました。最初は個人で考え、次にグループ毎にディスカッションしながらアイデアをまとめてもらいました。
今回は授業内での限られた時間でしたが、地元の野菜を使ったスイーツやスープ、定食、お弁当などなど、高校生ならではの柔軟な発想から沢山のアイデアが出てきました。中には自分たちが授業で育てているトマトや食用ほおずきなどを活用したメニュー、校内の養蜂部が作った蜂蜜を使ったメニュー案などもあり、高校生たちにとって自分たちが育てているものをより多くの人に知ってもらいたいという思いを感じるメニューなどもありました。
参加した富士見パノラマリゾートの従業員の方たちも一緒に商品開発メニューを考えて、また高校生とは違った社会人ならではの視点から出されたアイデアもあります。
授業の最後にグループ毎にアイデアをまとめて発表していただきました。
今後はこれらのアイデアを厳選して、試作をしながら商品開発を進めていく予定です。 高校生たちと作り上げる商品が、どんなものになるのか乞うご期待です。
(記事番号:1-2-13)
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